汗が臭いと感じる原因と対策とは?体臭改善におすすめの方法
汗腺の違いについては上述したとおりですが、汗の質の違いによってにおいが違うのは次のような理由があるからと考えられています。
人の汗は血液からできている
汗腺は、血液の血しょうを汲み取り、ろ過して汗として排出します。しかし、汗腺のろ過機能がうまく働かないと、血しょうの成分が残ってしまうため、ベタベタとした質の悪い汗になってしまうと考えられています。ろ過機能が正常に働いている場合の汗は、水分が多い状態なので、汗をかいてすぐは無臭といわれています。質の悪い汗をかいてしまうと残ってしまった成分によって雑菌が繁殖してにおいが発生してしまうと考えられています。
よい汗をかく生活習慣とは
よい汗をかくためには、汗腺のろ過機能を正常に働かせることが大切といわれています。機能が衰えやすいと考えられている汗腺は、汗を出す習慣を作って機能低下を防ぐようにしましょう。42〜43度のお湯に、ひじから下の部分とひざから下の部分を15分程度つけて温める「汗腺トレーニング」がおすすめです。
大量に汗が出るので、その汗を蒸発させて上がった体温を下げていきます。このトレーニングをくり返して汗腺を鍛えることで、質のよい汗がかけるといわれています。