口唇ヘルペスがうつる理由|注意したい人と感染経路とは
口唇ヘルペスは、普段の何気ない動作からもうつることがあるといわれています。口唇ヘルペスの基礎知識とともに、どのようにしてうつるのかを詳しく見ていきましょう。
口唇ヘルペスとは
単純ヘルペスウイルスというウイルスが原因とされる「口唇ヘルペス」は、多くは唇や口の周囲に水ぶくれができる病気です。口の周り以外にも、鼻や歯ぐき、目の周りなどにできることもあります。以前は家族間で自然と感染し、抗体を持つ人多かったのですが、核家族化や生活面などにおける衛生状態がよくなったことが影響して、現在では抗体を持つ人が減っているといわれています。
症状の特徴
水ぶくれを主症状とする口唇ヘルペスですが、初感染する年齢や症状の経過によって特徴があるといわれています。
・初感染の年齢でみられる特徴
子供のうちに初感染した場合、症状が軽いケースが多く、発疹がほとんどみられないこともあるといわれています。それに対し、子供の間は感染せず、大人になってから初感染すると、たくさんの水ぶくれや痛みをともなうような重症化するケースがあるといわれています。
・症状の経過でみられる特徴
症状には個人差がありますが、発症から回復までは、症状の特徴からだいたい3つに区分できるといわれています。