近くに皮膚科がない場合、病院によっては内科でも診察が可能です。
口唇ヘルペスを引き起こす単純ヘルペスウイルスは、一度感染すると体内の神経節に棲みつくと考えられています。そのため、一度感染して抗体ができたとしても、再感染の可能性もあります。体調不良などをきっかけに再発をくり返しやすいともいわれているため、長期に渡って悩まされる人も少なくありません。ただ、適切な治療を早い段階で行えば、あらわれる症状は比較的軽く、症状の回復も早まるとされている病気です。皮膚の異変に気がついたら、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
医療機関を受診すると問診や視診が行われ、医師によって口唇ヘルペスかどうかを判断されます。ウイルスの抗体の有無を詳しく調べるために採血が行われるケースもあります。
ウイルスを完全に排除する薬はないとされており、治療にはウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬を用いられるのが一般的です。
口唇ヘルペスの病院での治療法とは
口唇ヘルペスと診断されると、単純ヘルペスウイルスの増殖を抑える作用のある抗ウイルス薬を使った薬物による治療法が一般的です。
治療に用いられる主な処方薬(内服薬・塗り薬)