これによって角質が徐々に厚くなり、ゴワゴワの角質になってしまうこともあります。
角質ケアをしないと起こりやすい症状
硬く厚くなった角質をケアせずに放置すると、以下のような症状があらわれます。
皮膚のひび割れ
かかとなど、特に角質の層が厚い部分が乾燥すると、表面の皮膚がひび割れることがあります。角質でとどまらず真皮に達した場合は出血をともない痛みも出ます。ひび割れの場所や痛みによっては歩行に支障が出る場合もあります。
細菌への感染
皮膚のひび割れが起こる状態とは、古い角質が蓄積されて厚みが出ている状態です。古い角質が溜まっていると白癬菌などの細菌の温床になることがあり、においやかゆみなどを発する場合もあります。白癬菌は水虫のもとともなりますので十分注意するべきでしょう。
タコや魚の目の発生
足の裏への刺激によって特定部分の角質が厚く硬くなってしまうことがあり、これがタコと呼ばれています。また、厚く硬くなった角質層に集中的に力が加わることで、硬くなった角質層が皮膚の内部に向かって突起していくこともあり、これが魚の目の症状となります。魚の目は、硬く芯のある突起が真皮を刺激して痛みを感じることもあり非常につらい症状となります。