おでこニキビは皮脂の分泌過多や生活習慣など、さまざまな原因によって発生します。おでこニキビの原因や予防法などについて知っておきましょう。
おでこにニキビができるメカニズム
ニキビは、毛穴がなんらかの原因でつまり、内部でアクネ菌が繁殖することで発生します。アクネ菌は誰の毛穴にも普通に存在している常在菌で、通常時は肌を健康に保つはたらきをしています。しかし、毛穴に皮脂などがたまると、その皮脂をエサとして増殖し始め、皮膚が盛り上がってニキビとなります。
炎症がまだ起こっていない「白ニキビ」のうちに対策を行えば比較的早く治る場合も多いですが、対策を行わないと、毛穴内でアクネ菌が増殖して炎症を引き起こすし「赤ニキビ」となり、腫れや痛み、かゆみなどを引き起こします。さらに悪化すると炎症が広がり、膿なども出る「黄ニキビ」となります。黄ニキビまで進行するとアクネ菌は「リパーゼ」という酵素を作り、毛穴周辺の皮膚組織を破壊するようになります。
破壊が進むと肌に凹凸ができ、ニキビ跡ができてしまうこともあります。
おでこニキビの原因
おでこニキビはさまざまな原因で発生します。おでこニキビの原因となる要素について解説します。