過度のストレスを受けることで、自律神経のひとつである交感神経が優位になり、それにともなって男性ホルモンが過剰に分泌されるといわれています。
男性ホルモンは角質層の柔軟性を低下させるだけでなく、角栓を発生させる働きを持ち、その角栓が背中の毛穴に蓋をします。ニキビができて、さらにマラセチア菌がそのニキビに入ることで増殖し、その結果、背中ニキビを悪化させる要因につながります。
睡眠不足は、交換神経を優位にさせてしまう作用を持っています。
睡眠不足については『ニキビの原因(6)睡眠不足』 (https://www.skincare-univ.com/article/044403/)をご覧ください。
偏った食生活は、具体的にたとえるなら、脂質や糖質を過度にとっているとか、タンパク質やビタミンなどの不足などが考えられます。
食べ物などについては『ニキビの原因(2)食べ物・食生活』 (https://www.skincare-univ.com/article/044402/)をご覧ください。
背中ニキビは顔ニキビより悪化しやすい
背中ニキビと顔ニキビは、基本的に同じものです。
ニキビの悪化の要因のひとつといわれているアクネ菌は皮脂をエサにして増殖しますが、酸素が苦手です。