背中ニキビができる原因はいろいろあります。その原因を把握して、改善することが重要です。しかし、治療できたとしてもニキビ跡が残ってしまう可能性はあります。ここでは、背中ニキビのケア方法について見てみましょう。
背中にニキビができる原因
背中にできるニキビの主な原因は、ホルモンバランスの乱れであることが考えられています。ホルモンバランスの乱れの要因となっているのが、ストレス、睡眠不足、そして不規則な生活などさまざまです。これらの要因が重なった結果、自律神経のひとつである交感神経が活発になり、男性ホルモンが過剰に分泌されます。男性ホルモンは角質層の柔軟性を低下させて、角栓を発生させるという働きを持ち、発生させた角栓が毛穴をつまらせてしまうというわけです。
毛穴がつまると、アクネ菌がその毛穴の中で繁殖してニキビを発生させます。アクネ菌がさらに繁殖すると、炎症や化膿などを引き起こし、この時点で皮膚科での治療が求められます。女性の場合だと、生理時などのホルモンバランスによって、背中ニキビの原因となります。
肩甲骨周辺に皮脂腺とよばれる皮脂を分泌する腺が集中しているため、皮脂の分泌量が他の体より多く、これが原因でニキビができる確率が高いといわれていますが、一番の理由は、背中という場所をみるのが難しいというところです。