背中ニキビの治療に薬が使われるのは一般的ですが、薬の種類によって効果が異なります。
背中ニキビの治療に使う薬の効果と副作用
背中ニキビに有効とされる薬は豊富です。その種類をあげて、その効果について解説していきます。
抗生物質の効果と副作用
通常の皮膚科でも一般的に処方される薬です。炎症した背中ニキビの原因菌であるアクネ菌をやっつけて、そのニキビを治すというものです。ニキビに有効とされる抗生物質は、リンコマイシン系抗生物質クリンダマイシンと、ニューキノロン系抗生物質ナジフロキサシンなどがあげられます。リンコマイシン系のほうが効果は強力ですが、その分の副作用がでやすいので注意が必要です。ニューキノロン系も副作用がでると考えられるのですが、医師や薬剤師などの指示に従って、適切に服用することを心がけましょう。
詳しくは、『皮膚科で処方されるニキビ薬(1)抗生物質』 (https://www.skincare-univ.com/article/007934/)をご覧ください。
レチノイド製剤の効果と副作用
表皮の顆粒細胞から角質細胞に変わるのを抑えて、角化異常を防止するという効果を持ちます。