その他に血液検査で、アレルギー症状がどれくらい強いのかということも調べることができます。
皮内テスト
原因と考えられる抗原のエキスを注射して皮膚に現れる症状を観察します。注射をするために痛みがあったり、注射した箇所の腫れやかゆみなどが強く出てしまったりする危険性があります。
鼻粘膜誘発試験
鼻の粘膜にアレルゲンの疑いがある成分をしみこませた紙をおいて、アレルギー症状が現れるかどうかを調べる検査です。手術が必要であるかどうかを判断する、手術効果を調べるときにも有効な検査です。
アレルギー性鼻炎の治療
目薬や内服液を使用する薬物療法や、アレルゲンを体内に段階的に増やしながら投与していくといった特異的免疫療法があります。その他にも、鼻づまりや鼻水などが起こりにくいように鼻粘膜を変えるという手術療法があります。専門医を受診して医師に相談し、適切な治療を選択することが大切です。
自分のアレルゲンが何であるかをきちんと把握し、日常生活でそれらに接触する機会を避けることも症状を抑えるためには重要です。
監修:大利昌久
敏感肌にも安心!ママ&キッズから高保湿リップ『オリゴリップ』が登場