卵アレルギーの症状
卵のオボアルブミンやオボムコイドによってアレルギー反応があらわれた場合、
などがみられます。症状が出やすいのは消化器が未熟な乳幼児といわれていて、年を重ねて消化器の発達が進むことで症状がなくなっていくこともあります。
ただし、症状が改善せず、少量の卵にも過剰に反応してしまい、アナフィラキシーショックを起こす場合もあります。アナフィラキシーショックは、
など複数みられるもので、命に関わる重篤な症状なので注意が必要です。場合によっては、医師に対処用の薬を処方されることもあります。
卵アレルギーの検査
病院では問診を行い、
- 卵を食べた量
- アレルギー反応が出るまでの時間
- 反応が治まるまでの時間
などを答えます。IgE抗体を明確にするために、
- ブリックテスト
- スクラッチテスト
- 20分間パッチテスト
などの皮膚テストを行うこともあります。また、一度卵アレルギーがみられたのに、その後、
- アレルギー反応がない人
- 1年以上アレルギー反応がなかったという人
などは、実際に食べてどう反応するか調べる食物経口負荷試験を行い検査するといわれています。