また、乳児などで悩まされたアトピーが消えたと思ったら、成人になってアトピーになったというケースもあります。
大人のアトピーについては『大人のアトピー性皮膚炎の原因と対策・ケア方法』 (https://www.skincare-univ.com/article/044211/)で解説しています。
アトピーの治療
現時点で根本的な治療法は存在しないといわれており、治療は症状を抑える対症療法が主体となります。主な治療は、ステロイド外用薬を使った薬物療法となります。炎症を抑えて症状を緩和させることを目的にし、原因の一つとされる皮膚の乾燥は、乾燥した皮膚にうるおいを与えるために保湿剤を使用し、乾燥を防ぐようにします。治療だけでなく、日常的なケアも重要となってきます。治療の継続は大切ですが、日常的なケアも併用して行うことで、予防にも効果は期待できるとされています。考えられる原因を一つひとつ改善していくことが大切です。
治療については『アトピー治療に使う内服薬の種類』 (https://www.skincare-univ.com/article/012499/)で解説しています。
監修:大利昌久