でのビタミンC摂取状況(食品からのみ)は、一日あたりの平均で男性が92mg、女性が96mgとなっています。
ビタミンCが不足するのはどんな時?
ビタミンCはレモンや赤ピーマン、芽キャベツやブロッコリー、緑茶などに多く含まれています。体内では合成できず、かつ水溶性なので、毎日きちんと摂る必要があります。ビタミンCの不足は、以下のような状況において顕著になります。
- 野菜やフルーツを日常的に摂取していないとき
- アルコールや薬物の中毒下にあるとき
- ヘビースモーカー
一人暮らしの人や男性、高齢者などで野菜や果物を積極的に食べていない人は、ビタミンCの摂取が不足しがちになるので気をつけましょう。またタバコを吸う人は吸わない人に比べてビタミンCの代謝量が1日当たり35mgも多くなることがわかっています。このため、ヘビースモーカーはタバコを吸わない人の約2倍のビタミンCを摂る必要があります。
ビタミンCが不足するとどうなる?
ビタミンCが不足すると体内のコラーゲン生成が十分に行われなくなり、毛細血管からの出血を招き、壊血病を引き起こします。
他にも以下のような症状が起こりやすくなります。