が発生します。これがいわゆる加齢臭と呼ばれるものです。20代や30代ではあまり見られませんが、40代頃から男女問わずノネナールが発生しやすくなり、特にもともと皮脂分泌が多い男性に多く見られます。
食生活やストレスによる皮脂の過剰分泌
ファストフードや肉中心の食生活を続けていて、体臭がきつくなったことはありませんか。頭皮も身体の一部ですから、これらによってにおいが強まります。特に脂っこいものばかりを食べていると、皮脂腺の働きが活発になり、皮脂の分泌量が増える可能性があります。
ストレスも大敵です。ストレスによって体内の活性酸素が増えてしまうと、頭皮の皮脂の酸化が早まり、嫌なにおいを発しやすくなってしまいます。
脂漏性皮膚炎
頭皮が常にベタベタしていてフケに悩まされていたり、かゆみや加齢臭のようなにおいをともなったりする場合は、脂漏性皮膚炎かもしれません。脂漏性皮膚炎とは皮脂が過剰分泌されることでマラセチアという真菌(カビ)が増殖し、肌に炎症を引き起こす病気です。男性に多く見られますが、ホルモンバランスの乱れなどによって女性でも発症します。
脂漏性皮膚炎は慢性化して再発をくり返すことも多いので、医師に相談のうえ早めに治療することをおすすめします。