コラーゲン摂取に新たな見解!量だけでなく、種類や相乗効果が期待できる成分を上手に活用しよう!
コンビニやドラッグストアなど、コラーゲン配合の美容ドリンクはよく見かけますよね。魅力的に感じる方もいれば、「本当に飲む意味はあるの?」と、コラーゲンの効果に半信半疑な方もいると思います。ここではコラーゲンを飲んだ際に期待できること、またコラーゲンだけではなく一緒に摂取することで相乗効果が期待できる成分についてご紹介します。
新たにわかってきたコラーゲンと肌の関係性
コラーゲン鍋やコラーゲンドリンクなど、「コラーゲンを飲めば美容にいい」といわれる時もあれば、「飲んでもアミノ酸に分解されてしまい、コラーゲンを肌に補えるわけではない」と、メディアで取り上げられることもあるコラーゲン。最近の研究ではどのような見解がでているのでしょうか?
全てが分解されるわけではない。巡るコラーゲンの効果について
コラーゲンに対する見解が賛否両論ある中で、最近の研究では、コラーゲンはすべてがアミノ酸に分解されてから吸収されるのではなく、コラーゲンペプチドとして吸収されていることがわかっています。また、吸収されたコラーゲンペプチドが血液中を巡り、「真皮層の細胞にコラーゲン生成を促すシグナルを出している」ことがわかっています。これにより、ハリ不足やたるみなどの肌悩みの改善にも期待できるのではないかと考えられています。
実際に学会でも、「コラーゲン(ペプチド)を62日間摂取した際、線維芽細胞(コラーゲンを生成する細胞)の数、コラーゲン線維の直径および密度が増加した」という結果も報告されています[1]。
気になっていたマイナスなイメージが変わりそうですよね。せっかくなら吸収されやすいコラーゲンを選びましょう。コラーゲンドリンクを選ぶ際に、ちょっとチェックして頂きたいポイントをご紹介します。
コラーゲンをとり入れるコツは「量より吸収率」
コラーゲンドリンクやサプリメントで、含有量の多さを強調する製品が見られます。しかし、コラーゲンがたくさん入っているほど高い効果が得られるとは限りません。その理由は、どんなにコラーゲンを摂取しても、体内で十分に吸収されなかったり、されたとしても活用されなければ効果が期待できないからです。吸収率はコラーゲンの「大きさ」に関係する
コラーゲンの吸収率は、コラーゲンの種類やコラーゲンの分子サイズによって変わります。
実は、コラーゲンといっても種類によって分子のサイズが異なるのです。コラーゲンの種類と分子のサイズは以下の目安があります。
- コラーゲン>ゼラチン>加水分解コラーゲン>コラーゲンペプチド
コラーゲンの経口摂取による吸収率や肌への影響について、研究で結果がでているものは「コラーゲンペプチド」です。製品を選ぶ際は成分表を見て「コラーゲンペプチド」や「低分子コラーゲン」と記載されているかどうか、チェックしてみてください。
そしてもうひとつ。美容のために摂取すべき成分は、コラーゲン単体だけではなく、一緒に摂取することで相乗効果が期待できる成分。効率よく効果的にコラーゲンを取り入れましょう。
鬼に金棒!コラーゲンと一緒に摂取したいビタミンCと鉄分
コラーゲン選びのポイントをお伝えしてきましたが、他の成分と一緒に摂取をすることも重要です。
その理由は、肌のコラーゲン生成に必要な成分はコラーゲンやアミノ酸だけではないためです。基本は一日に必要な栄養素をバランス良く摂取することですが、コラーゲンを摂取する際はビタミンCと鉄分も一緒に摂るように心がけましょう。
この2つはコラーゲンの合成に必要不可欠な成分で、肌にコラーゲンを安定・強く維持させるためにも重要な役割を果たします。肌のハリだけではなく、さまざまな肌トラブルのケアにも寄与する成分なので意識して取り入れましょう。
肌に必要な栄養素は、まだまだたくさんある
肌のハリを保つために必要な成分は、コラーゲンだけではありません。美容のために必要な成分は数多くあり、これからも研究が続く分野です。新しく発見・開発された成分にも注目して、活用してみても良いでしょう。
参考文献
提供元の記事
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