コラーゲンの産生促進剤として特許取得!資生堂発「コケモモ+アムラ果実」成分とは
美容ドリンクに配合される成分としてポピュラーな「コラーゲン」。私たちの肌のハリや弾力を生み出しているのが真皮層に存在するコラーゲンということもあり、栄養素として食べ物やドリンクから摂取することが美容に良いと期待されています。
ここで取り上げるのは、化粧品メーカーの資生堂が開発した「経口摂取用コラーゲン産生促進剤」。コラーゲンを作り出すことが期待できる成分として、注目している女性も多いのではないでしょうか?
30年以上の研究を続ける、資生堂の特許成分「コケモモ・アムラ果実」
資生堂が開発した「経口摂取用コラーゲン産生促進剤」とは、簡単にいうと飲むことで真皮層にあるコラーゲンの産生促進が期待できるエキスのこと。
具体的には「コケモモ(リンゴベリー)」と「アムラ」という2つの果実を組み合わせた成分「コケモモ・アムラ果実」というもの。また、独自の試験では継続的に摂取することで「肌のハリやなめらかさの向上」「シワやほうれい線が目立たなくなる」などの、改善が見られたという報告があります[1]。
皮膚からではなく、体の内側から有効成分を届けることに着目
加齢にともなう肌のシワやたるみは、皮膚内のコラーゲン産生量が低下することが原因のひとつと言われています。これに対して、皮膚の外側から塗る外用剤の開発が行われていました。
しかし、皮膚から有効成分を吸収させることは容易ではなく難しいことから、経口摂取の方がむしろ期待する効果が得られるのではないか?という経緯で、開発が進められていたようです。
資生堂では30年以上も前から研究を続けてきており、長年の研究が実を結んだ発明ですね。
「コケモモ」「アムラ」2つの果実とは?
日本ではあまりなじみのない果実ですよね。実は、海外では美容に良いとして習慣的にとり入れられている食材です。
コケモモ(リンゴベリー)
北欧やカナダなど北極圏に自生する植物で、一部の地域では伝統的に食されている果実。美容食材として注目されており、ビタミンA、C、Eといった美肌に欠かせないビタミン類を豊富に含んでいます。さらに、日本では美白化粧品の有効成分としても活用されるαアルブチンを含んでいることから、近年では化粧品成分として活用されたり、高い栄養価があることからスーパーフードとして扱われることもあるようです。
アムラ
インドでは神話や伝承医学で扱われる代表的な果実のひとつとして親しまれています。
日本でもブームとなった美容フルーツのアサイーに続いて、スーパーフルーツと呼ばれることも。抗酸化成分であるポリフェノールやビタミンCを多く含み、日本でも少しずつ美容・健康に期待できる食材として密かな人気を博しているようです。
肌のハリ・たるみ防止に、コラーゲンをつくり出す新たな美容成分が女性の美をサポート
新たな美容成分として資生堂が開発した成分「コケモモ・アムラ果実」は、特許を取得する際の詳しい経緯や製法、試験データも公開されています。専門的な内容になりますが、詳しく知りたい方は調べてみてもいいですね。
また、この経口摂取用コラーゲン促進剤が活用される製品は美容ドリンクなどの健康食品です。健康食品は医薬品ではないので、飲んですぐに効果が得られるというものではなく、習慣として継続することが必要です。
このような美容に役立つ新しい成分の開発や研究は世界中で行われているので、美を追求する女性にとって、今後どのような成分が出てくるのかと思うと期待は止みませんね。美しい肌を維持するためには、栄養摂取だけでなく、スキンケアや良質な睡眠、運動など生活習慣から考えいく必要があります。
その一環として、こういった美容成分を習慣的にとり入れてみるのも良いと思います。
参考文献
提供元の記事
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