「もっと朝食で野菜をとりたい」80.3% でも、朝は時間がなくて「調理をしない」派が多い!? 栄養豊富な「ケール」が、野菜不足解消の決め手に
料理研究家で管理栄養士の大島菊枝さんによると、「日本人はビタミンAが不足しがち。緑黄色野菜には体内でビタミンAに変わるカロテノイドが豊富に含まれており、意識してとりたい食材です」。そのひとつが、カロテノイドの一種であるβ-カロテンやルテインを多く含む「ケール」。「ケールに含まれるβ-カロテンは、皮膚や粘膜を健康に保ち、ルテインは加齢による大人の眼の悩みをサポートする働きがあるとされています。キャベツ(※栄養値は100gあたりの数値)と比較するとβ-カロテンは約60倍、カルシウムは約5倍、ビタミンCは約2倍含まれています」(大島さん)。
読者の「ケール」の認知度も96.3%と高く、食べたり飲んだりしたことがある人は36.5%と4割弱いました。
ケールの取り入れ方は、1位「青汁」62.5%、2位「サラダ」37.5%、3位「スムージー」31.3%。取り入れた理由は、「家族や自分の健康によさそうだから」という人が多いよう。
「スティックタイプの青汁は、いつでも気軽に飲めて便利」(20代・フルタイム)など、忙しい朝でも簡単に飲めるのが人気の模様。そのまま水や牛乳に溶かして飲む以外にも、「粉末の青汁をヨーグルト、チャーハンなどに混ぜ、手軽に楽しんでいます」