BSI組織レジリエンス指標年次レポート2021年版の分析結果 「コミュニティとの関わり」、「従業員の意識」、「職場の文化」の重要性が増加 コロナ禍を機に従業員の信頼回復、カギは敏捷なリーダーシップ
BSIグループジャパン株式会社(所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい、代表取締役社長:漆原 将樹)が最新の年次報告書「BSI組織レジリエンス指標年次レポート2021年版」を分析した結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりもたらされたビジネス課題が、ビジネスリーダーに従業員の信頼を高める機会を与え、その結果、組織のレジリエンス(抵抗力・復元力)が高まったことが、明らかになりました。ビジネス改善企業で標準化機関であるBSIグループは、長期にわたる本レポートの作成にあたり、世界各国の500人のシニアリーダーを対象に調査を行いました。
Prioritizing People Model(C)
2021年版の指標では、世界各地でリーダーシップチームのパフォーマンスが向上したと認識されており、有能なリーダーは同僚に対して共感を示し、新型コロナウイルス感染拡大前よりも厳密な整合性を重視していないと見られています。今回の調査では、自分の組織は十分にレジリエンスがあると感じているビジネスリーダーが33%と、2019年の28%から上昇しました。また、新型コロナウイルス・パンデミックの期間中、文化、コミュニティ、連携などの人的要因に係るパフォーマンスが向上しました。