夏の悩みは「毛穴」「脂」「しみ」、紫外線・保湿・美白への関心が年々増加 若年層ではマスクトラブルが冬より減少 「21夏 スキンケア ニーズ 総合調査」結果の報告
→「毛穴」→「しみ」に変化。
◆10代では「ニキビ」「毛穴」関連の悩みが上位を占める。5位の「脂っぽい」は夏調査〈21夏〉の方が冬調査〈21冬〉より7ポイント高い。
◆20代・30代では「毛穴」関連の悩みが上位に目立つ。特に「毛穴の広がり」「脂っぽい」は夏調査で冬調査より高まる傾向。
◆40代~60代では「しみ・そばかす」が1位。40代では30代以下同様、「毛穴」関連もランクイン。冬調査に50代・60代で1位だった「ほうれい線」や、「肌のたるみ」は、夏調査では減少が目立った。
図表4 年代別:夏の肌悩み ベスト5
Point!:10代・20代のマスクによる肌荒れは、冬と比べて軽減。
◆「マスクによる肌荒れ」は21年1月に実施した〈21冬〉の29%から、8月〈21夏〉の24%と減少した。
◆年代別に夏冬を比較すると、10代では20ポイント弱と大幅に減ったほか、20代も10ポイント以上減少し、若年層での減少が目立った。
◆一方、30代~60代では夏冬の差があまりない。30代は夏調査の10代・20代と同水準の3割強であるが、40代2割半、50代2割弱、60代1割半と、加齢とともに低くなる。