「ヒト脳内アミロイドβ蓄積抑制効果」を第14回セラミド研究会で発表 ~アルツハイマー病などによる認知機能低下抑制や新しい機能性に期待!~
株式会社ダイセル(本社:大阪市北区)は、2021年10月21日(木)~22日(金)に開催された「第14回セラミド研究会 学術集会」においてこんにゃく由来セラミドのヒト脳内アミロイドβ蓄積抑制効果およびこんにゃく由来セラミドの特徴的脂肪酸への代謝について発表いたしました。
当社は、北海道大学(北海道札幌市)および北海道情報大学(北海道江別市)とこんにゃく由来セラミドに関して共同研究を行っております。「ヒト脳内アミロイドβ蓄積抑制効果」につきましては、次のURLより詳細をご覧いただけます。
URL:
https://www.daicel.com/news/assets/pdf/20210830.pdf
また、この度北海道大学との共同研究成果として、こんにゃく由来セラミドが特徴的な脂肪酸へ代謝されることも発表いたしました。
こんにゃく芋
【こんにゃく由来セラミドの特徴的脂肪酸への代謝(北海道大学との共同研究)】
■研究の背景・目的
従来の研究でこんにゃく由来セラミドの主要骨格である植物性スフィンゴイド塩基は、セラミドやスフィンゴミエリンとして代謝吸収されることが知られていました。これは他の代謝物にも変換され存在していることが推察されるものの、実際の代謝物や量は明らかとなっていませんでした。