ビューティ情報『座っている時間を1時間減らして身体活動に充てると脂肪肝である可能性が2割減と試算』

座っている時間を1時間減らして身体活動に充てると脂肪肝である可能性が2割減と試算

■背景
近年、脂肪肝の世界的蔓延が問題となっています。日本の人間ドックでも約3割の方が脂肪肝と判定され、そのほとんどは食べ過ぎや不活動が原因の非アルコール性脂肪肝だと言われています。アルコール性脂肪肝は、肝炎や肝硬変の危険因子として従来から認知されていますが、非アルコール性脂肪肝も、同様に重度肝疾患へと増悪するため、健康的な生活習慣により予防することが重要です。近年の研究より、長い座位行動時間(例:デスクワークやTV視聴)と、短い身体活動時間が非アルコール性脂肪肝になるリスクを高めることがわかっています。一方で、1日は24時間と決まっているため、不活動な毎日を送る人が生活を見直し、ジム通い等で身体活動を増やした場合、自宅で座っている時間が減ることが予想されます。
従来の研究では、1日の行動時間のこうした特性(相互依存性)が十分に考慮されていませんでした。そこで、本研究ではこのような依存関係を統計手法で対処し、1日の座位行動および身体活動と非アルコール性脂肪肝との横断的関連性を調べました。

■対象と方法
2017-19年度にMYLSスタディに参加した人のうち、非飲酒者・適量飲酒者(男性30g/日未満、女性20g/日未満)

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