大豆由来の腸内代謝物「エクオール」含有素材「フラボセルEQ-5N」の製造能力増強
株式会社ダイセル(本社:大阪市北区)は、大豆由来成分の腸内代謝物エクオール含有食品素材「フラボセルEQ-5N」の製造設備を追加し、製造能力を増強して安定供給体制を構築します。
昨今、更年期対策サプリメント市場は堅調に伸長しています。当社は、2013年からサプリメントメーカーに向けて販売してきた従来品「フラボセルEQ-5」の製法を2021年に変更し、「フラボセルEQ-5N」として販売しています。このたびの追加設備で製造する製品は2022年初めより供給開始予定です。
大豆
■エクオールとは
エクオールは大豆に含まれるイソフラボンの一種「ダイゼイン」が腸内細菌によって代謝され、体内生成される物質で、女性ホルモン様作用を示すことが確認されています。女性の更年期症状の発現には、環境要因や気質要因の他、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌減少が大きく関係します。女性ホルモン様作用が期待できるとして、大豆イソフラボンを含む大豆製品が注目されてきましたが、最近の研究ではエクオールがダイゼインに比べてより女性ホルモン様作用を発揮しやすいことが報告され、注目を集めています。
エクオールとは1
エクオールとは2
■フラボセル(R)