骨を丈夫に・お通じも改善 医薬用ブトウ糖シェア国内80%メーカーが開発 機能性表示食品「マルトビオン酸」を一般食品へ展開開始
「平均寿命」世界トップの日本では、「健康寿命」をのばすことに注目が集まっています。「平均寿命」と「健康寿命」の差は「不健康期間」と呼ばれ、介護が必要な状態がほとんどであり、いかにその期間を減らし健康で長生きするかを考える必要があります。「健康寿命をのばす」ための課題は多くありますが、要介護原因1位の認知症、2位の脳血管疾患に対しては予防や治療に対する取り組み・啓蒙がなされています。
しかし、それに比べ3位の骨折・転倒(※1)は取り組み・啓蒙ができているとは言えません。特に女性は50歳ごろから女性ホルモンの変化によって急激に骨量が減少していくため、骨粗しょう症リスクが高く、70歳以上の女性では半数が骨粗しょう症にかかっているといわれています。また、骨は自覚症状がないため、自分は今までに骨折をしたことがないから大丈夫と思う人が多く、転倒骨折をして初めて骨が弱くなっていることを自覚するケースが多くなっています。さらに、どの世代においてもコロナ禍における巣ごもり生活の影響で、運動量減少による骨の衰えも懸念されています。「骨の健康」はリスクを認識した上で自ら意識して取り組んでいく必要があるのです。