プルーンの摂取が、満腹感および体重管理に貢献 リバプール大学の研究が示唆
リバプール大学の研究者らは、体系的な体重管理プログラムに普段のスナックとしてプルーンを取り入れることが減量にどう対応しているかを示す、2段階による研究結果を発表しました。
カリフォルニアプルーン
本研究(*1)は、リバプール大学のジョー・ハロルド博士(Dr. Jo Harrold)をはじめとする研究者らによって行われました。研究の第1フェーズでは、伝統的なドライフルーツ(プルーン及びレーズン)が食欲に与える影響を調べ、第2フェーズでは、体系的な減量プログラム(*2)の一環としてプルーンをスナックとして食べた場合に減量を阻害するかどうかを調べました。研究結果によれば、プルーンを摂取したグループは、体重管理にプルーンを摂取しなかったグループに比べ、より高い水準の満足感、手軽さ、プログラム継続の容易さを感じたことが明らかになりました。
なお、サンディエゴ州立大学運動栄養科学部のマーク・カーン博士率いる研究チームによれば、間食にプルーンを食べると食欲を抑える効果があり、栄養面でもメリットがあることが明らかになっています。
プルーンには100グラムあたり、約7.2グラムの食物繊維が含まれ、4~5粒(40グラム)