【生理痛について調査】 約6割の女性が「生理痛に悩んでいる」 生理痛で「日常生活に支障あり」は約8割 “生理痛のタイプ別対処法”を妊活専門院の院長が解説
が最多となり、次いで「家事・勉強が億劫になる」(総計:20.4%、10代:7.4%、20代:20.0%、30代:26.1%、40代:28.6%)となりました。一方、「特に支障はない」は2割程度しかいませんでした。
生理痛は日常生活にどのくらい支障をきたしていますか?
■不妊症を治す専門家・粟木原 出(アワキハラ イズル)の解説
<生理痛は妊活にとってマイナスです!>
生理痛には、「収縮による要素」と「ケミカルな要素」の2つタイプがあります。
「収縮による要素」とは、筋肉の収縮による痛みです。最近急に寒くなってきました。寒い日にいきなりダッシュすると足がつったりしますよね。子宮は平滑筋(へいかつきん)という筋肉でできているので、足がつるのと一緒。冷えているような状況で、血を出すためにギュッと収縮すると筋肉がつってしまい、耐えられない痛みが出ます。
それが生理痛です。
このタイプの痛みの方は、お腹をしっかり温めてください。但し、カイロを貼りっぱなし、腹巻を着けっぱなしはずっと熱がこもった状態になるので良くありません。生理が始まる前から、腎兪(じんゆ)と仙骨にある次りょう(じりょう)をお灸で温めましょう。