【生理痛について調査】 約6割の女性が「生理痛に悩んでいる」 生理痛で「日常生活に支障あり」は約8割 “生理痛のタイプ別対処法”を妊活専門院の院長が解説
生理になってからだと意味がありません。また、おへその周辺も子宮や卵巣と関係のある神経が皮膚に繋がっているので良いでしょう。お灸で温めることで毛細血管が広がり、卵巣の血流が良くなると卵子の育ちも良くなります。
次りょう(じりょう)と腎兪(じんゆ)
「ケミカルな要素」とは、収縮するためのケミカルエディエーター(細胞間の情報伝達に作用する化学物質)による痛みです。プロスタグランジン(PG)やブラジキニンなどの発痛物質が出てくるため痛くなります。
生理前から腰が張ったり、頭痛がするなどの痛みがある方は、ケミカルな要素が重要となるので、油の質にこだわってください。古い油や調理から時間の経った揚げ物など酸化した油やマーガリン、サラダ油などを摂取すると、炎症を起こしやすいアラキドン酸などが多く含まれた質の悪い細胞膜になります。細胞膜は脂でできているので、細胞膜がアラキドン酸という炎症しやすい脂になると、生理痛が起きやすくなり、痛みを増強させます。
また、このタイプの方は、オメガ3の油を摂ってEPAに変換する機能が弱い可能性もあるので、EPAのサプリメントを飲むことをオススメします。
■粟木原 出(アワキハラ イズル)