新たなたんぱく源として注目の 「プラントベース食品」、興味がある人53.4% 大豆ミートの次にくるものは?
日本でも、コロナ禍による健康志向の高まりもあり、国内市場規模はこの10年で5倍に拡大したといわれています。
今回の調査では、プラントベース食品という言葉の認知度は22.0%にとどまりましたが、興味がある人は53.4%に上ります。なかでも、大豆を原料に、食感や形などを肉に近づけた大豆ミートは、なんと96.4%の人が知っていると回答。実際に食べたことがある人も48.1%と半数近くいて、かなり浸透しているよう。同様に、プラントベース食品への関心も、今後さらに増えると見込まれます。
■ 健康志向の人や、ダイエットに興味がある人のほうが関心が高い!
プラントベース食品に興味がある人の価値観を探ってみると、普段の食生活において、「野菜や果物などを積極的にとりたい」、「栄養のバランスを考えて料理する」など、健康的な食生活をしたいという回答が8~9割を占めています。また、プラントベース食品に興味がない人と比較すると、「カロリーを考えて料理する」では20ポイント以上、「ダイエットメニューをよく取り入れる」では16ポイント以上高い傾向も見られました。実際にプラントベース食品を食べた人の自由回答では、「大豆ミートのハンバーグを食べましたが、脂がないぶんあっさりしていておいしかった」