健康面でも注目 「住まいの断熱」が大切なワケ ~様々な事業を紹介する「積水ハウス ストーリー」の最新情報を公開~
断熱性能が低い住宅は、空調効率が悪いなど、エコでないことはもちろんですが、実は、健康への影響も…。一般的によく言われている健康リスクとしては、急激な温度変化によって血圧が急変動する「ヒートショック」があります。そのほかにはどのような健康リスクがあるのでしょうか。
窓の断熱性能が低いことで結露によるカビが発生も、健康への影響が
2021年12月に慶應義塾大学などが参加する「暮らし創造研究会」の研究部会が発表した調査(※1)によると、部屋の床付近の室温が暖かい方が高血圧のリスクが低くなっていて、21℃以上ある場合、14℃未満と比べて高血圧のリスクが50%も低下しています。また、子どもの健康についても、部屋が暖かいとアトピー性皮膚炎である確率が低くなることも分かっています。こうした室温の差は住宅の断熱性能によって左右されることから、「住まいの断熱」は健康面でも重要なのです。
調査で分かってきた室温と健康への影響の関係性
(※1)暮らし創造研究会「暖房と断熱が大切」より
https://kurashisozo.jp/heating/index.html
■断熱リフォームと床暖房で高齢の母も年中快適な生活
エコだけでなく、健康までも左右する「住まいの断熱」。