栄養価で注目の、世界的にも需要が増える“オーツ麦”の賢い摂り方 ~グラノーラやオートミールを食べている人の半数がオーツ麦を知らないことが判明~ 専門家も推奨する、ワンボウルで3役担うグラノーラの魅力とは
日本人の主食である白米よりも糖質は低く、一方で白米よりもたんぱく質、食物繊維などが多く含まれ、オーツ麦は一度に複数の栄養素が取れ、注目の食材です。
※出典:文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)
06.オーツ麦と白米比較
■水溶性食物繊維“β-グルカン”は食後血糖値の上昇を抑制
食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分です。便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、多くの生理機能が明らかになっています。食物繊維はほとんどの日本人に不足しているので、積極的に摂取することが勧められています。さらにオーツ麦には水溶性食物繊維の一つ、β-グルカンが含まれているのも特徴です。β-グルカンは、排便を促すだけでなく、血中コレステロール濃度を低下させたり、食後血糖値の上昇を抑制する効果があると言われています。
※出典:Br J Nutr. 2019,121(11). Nutrients 8, 9, 524, 2016
07.食物繊維の種類
■世界中で食べられている穀物・オーツ麦とは
オーツ麦は、小麦、稲、トウモロコシ、大麦などに並び、世界中で食用されている穀物です。