2022年4月18日 10:00
“呼吸するオフィス”におけるハイブリッド換気実施時の執務者の知的生産性の向上を確認
学校法人法政大学(所在地:東京都千代田区、総長:廣瀬 克哉)と株式会社LIXIL(本社:東京都江東区、取締役 代表執行役社長 兼 CEO:瀬戸 欣哉)は、“呼吸するオフィス”をコンセプトに設計された株式会社LIXILの社屋HOSHI棟を対象に、室内環境の実測調査及び執務者を対象としたアンケート調査を行い、ハイブリッド換気による執務者への知的生産性等への影響を評価しました。
分析の結果、ハイブリッド換気の実施により、春季においては空調の電力消費量を削減しながら、執務者の知的生産性の向上が可能であることが示されました。研究結果は建築環境工学の分野で著名な国際学術誌「Building and Environment」に掲載されました。
ハイブリッド換気用の窓
【調査概要・建物概要】
調査実施日 :2021年5月22日~6月4日
調査対象建物:東京都江東区 株式会社LIXIL社屋「HOSHI棟」
*室内外の温湿度等のセンサーにより、条件を満たしている場合にハイブリッド換気(※1)用の窓が自動で開放される機能(※2)を備える
※1 論文では「Mixed-mode ventilation」