高級ミニトマトの規格外を加工した無添加トマトジュース発売1ヶ月で100本突破!「フルーツジュースみたい」と大好評
味にこだわって選定したこの品種は裂果しやすいという欠点があり、より美味しい状態で提供するため完熟させてからの収穫としていることで通常より高い割合で裂果が発生してしまっていました。食品ロス削減の観点からも裂果したトマトの有効活用を模索した結果、開発されたのが「ひりょうやさんのトマトジュース」です。
肥料屋さんのトマト
【SDGsでも一つの目標となる、食品ロス削減の必要性】
総務省人口推計(2019年10月1日)と令和元年度食料需給表(確定値)によると、日本の食品ロスの量は年間570万トン、国は2030年度までに2000年度比で半減させる目標を設定しています。野菜や果物などの青果物においては、「規格外」とされる出荷規格に合わないものの多くは廃棄されており、その量は生産された野菜量の約30%~40%にものぼると言われています。SDGsでも目標12「つくる責任とつかう責任」として食品ロスが取り上げられており、食品ロスを減らすことは、食料の効率的な確保だけでなく、廃棄処理のために発生する温室効果ガスの削減による環境負担の軽減、経済面での生産性の向上にもプラスの効果をもたらします。社会全体で解決していかなくてはならない課題の一つであり、個人、事業者、自治体、等、それぞれが意識して食品ロス削減に取り組んでいく必要があります。