2022年9月29日 11:45
<最新研究報告>身体心理学者・山口 創先生との共同研究によりフルーツグラノーラで幸せホルモン分泌上昇が判明
※2 東北大学 加齢医学研究所 スマート・エイジング国際共同研究センター「幸せ度とライフスタイルに関する意識と実態調査」(2010)
Nutritional Neuroscience 2010 Vol 13 No 5
【研究内容】
18~37歳の健康な女性12名を対象に、午前8時~8時30分の間に試験食を摂取してもらい、食事の前後で唾液を採取しオキシトシンの分泌量※3と、ストレス値の指標となるαアミラーゼ分泌量※4の測定を行いました。試験食は、朝食主食の代表として、ごはん、パン、オートミール、フルーツグラノーラの計4種類とし、さらに非摂取を設けました。毎日異なる試験食を、連続した5日間で摂取してもらいました。
主な検証ポイントとして、(1)朝食主食(試験食)の中でどの食事が最もオキシトシン分泌量を高め、さらにαアミラーゼ分泌量が低下するのか、(2)朝食摂取条件と非摂取条件では、オキシトシン分泌量に差があるのかという2点で比較検証しました。
※3 「幸せホルモン」のひとつで、主に人同士やペットとの触れ合い・愛情が深まる時に分泌されることが多く、近年では、食との関係が注目されています。