2022年10月6日 16:00
<「MCTプラス・コンソーシアム」第4回メディアセミナー開催> 太りやすい人・太りにくい人、その差は「ケトン体」にある!?
:国内外で盛り上がるMCT市場
武田 猛 氏(株式会社グローバルニュートリショングループ 代表取締役)
■最新の海外トレンドとして注目される「良い脂質」
過去、海外トレンドが日本市場に影響した事例として、高たんぱくなギリシャヨーグルトや低カロリーで栄養価の高いアーモンドミルクが挙げられます。このような海外トレンドが日本でも受け入れられたものの共通点は、「質を見直す」ことで無理なく健康になるという点。そんな中、英国発の業界誌・New Nutrition Business(NNB)が毎年発行している「10キートレンド」において今注目されているのが従来の脂質の質を見直した、「良い脂質」というキーワードです。
海外トレンドが日本の市場に影響した事例
■海外におけるケトブーム
「ケト」とは糖質の摂取量を抑えることで、脂質をエネルギー源として使用し、体内にケトン体という物質を作り出すための食事療法のこと。ケトン体を摂り入れたダイエットは、根強い人気を集めており、海外では「ケトフレンドリー」や「KETO」と謳った商品が多数発売されていることからケトブームが起きていると言えるでしょう。実際に2018~2020年の「ケトフレンドリー」