<第1弾>シニア世代の便通状態、半数が黄色信号 60~80代男女に聞いた!『シニアの便通実態調査2023』内科医が警鐘を鳴らす“ミイラ便”のリスク
「下痢気味」「排便状況は一定していない」と、常に快便ではないことが分かりました。また便秘気味の人のうち、約7割が「便通に悩みがある」、半数以上が「若いころに比べて便通に関する悩みが増えた」と回答しました。多くのシニア世代が便通に何かしらの不調があり、特に便秘気味の人は悩みを抱えていることが分かります。併せて便秘気味になり始めた年齢について聞いたところ、50代以降から増えており、年齢を重ねるにつれ便秘になりやすい傾向が伺えます。腸内環境の悪化(大腸劣化)は、様々な体の不調にもつながるため、便通状態がすぐれないシニアの方は、注意が必要です。
2. 便秘気味のシニア、気になる便のカタチとニオイは?
●便秘気味の人の便の状態は、3人に2人以上が硬く出しにくい「コロコロ便」「硬い便」「やや硬い便」
快便の人と便秘気味の人の、便形状
●便秘気味の人の6割以上が自分の便を「臭い」、7割近くがおならが「臭い」と感じている
自分の便が臭い
自分のおならが臭い
続いて、便の形状について快便の人と便秘気味の人を比較しました。快便の人の7割以上が健康的な普通便であるのに対し、便秘気味の人は3人に2人が「コロコロ便」