ビューティ情報『コロナ禍により首都圏在住勤労者の身体活動が1日10分減少 ―国内初の活動量計データに基づく知見―』

2023年9月14日 14:00

コロナ禍により首都圏在住勤労者の身体活動が1日10分減少 ―国内初の活動量計データに基づく知見―

公益財団法人 明治安田厚生事業団(本部:東京都新宿区、理事長:生井俊夫)が行う明治安田ライフスタイル研究※1(Meiji Yasuda LifeStyle study:MYLSスタディ(R)※)では、新型コロナウイルス感染症の流行前後における首都圏在住勤労者の身体活動および座位行動の変化について、活動量計※2で実測したデータを用いて分析しました。その結果、平均して1日10分程度の身体活動の減少がみられ、その代わりに座位行動が増加していることが明らかになりました。またこの変化は休日よりも平日の方がより顕著であることが確認できました。将来的な健康への悪影響を防ぐためにも、身体活動量をコロナ禍以前の水準に戻し、さらに増やせるような取り組みがこれまで以上に重要になってくると考えられます。
本研究の成果は、国際学術雑誌「Journal of Epidemiology」に2023年8月13日付で早期公開されました。
※MYLSスタディは、公益財団法人 明治安田厚生事業団の登録商標です。

【ポイント】
◎新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行前後で、首都圏在住勤労者の身体活動を活動量計で実測
◎流行前に比べて流行後の身体活動は1日あたり10分程度減少、代わりに座位行動が10分程度増加
◎これらの変化は、休日に比べて平日の方がより顕著であった

【研究の背景】
新型コロナウイルスの流行によりテレワークを導入する企業が増え、外出自粛要請や行動制限により身体を動かす機会が減少したとされています。

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