秋の不眠でお悩みの方の増加について調査 日照時間の減少と急激な気温差による秋の睡眠障害を鍼灸で整える
しかし、時には不眠が改善せず長期間にわたって続く場合があり、3か月以上にわたって不調が続く場合を不眠症とされます。
実は一般成人の30~40%が何らかの不眠症状を有しており、女性に多いことが知られています。不眠症状のある方のうち、慢性不眠症は成人の約10%に見られ、その原因はストレス、精神疾患、神経疾患、アルコール、薬剤の副作用など多岐にわたります。加齢とともに不眠症状は増加し、60歳以上では半数以上の方で認められています。
不眠症とは
【不眠症は秋に多い、店舗利用者の不眠症状が2.5倍に】
秋の不眠症とは、季節性の変化によって睡眠パターンが乱れる状態を指します。一般的に、秋になると日照時間の減少や気温の変化、生活リズムの変動などが影響していると考えられています。日照時間の変化による光の減少では、体内時計が調整されることで睡眠覚醒サイクルが乱れやすくなります。また、気温の変化や湿度の低下によって快適な睡眠環境が損なわれ、眠りが浅くなることもあります。
そこで秋の不眠について、当鍼灸恵比寿店に来院された方で不眠症状(中途覚醒や入眠困難を含む)を訴えられた割合を調査しました。
((1)2023年9月1日~9月30日と(2)