小児用の眼球運動ストレッチ器具を学生が開発!~北里大学医療衛生学部半田ゼミとコミー株式会社の産学連携事業~
北里大学医療衛生学部視覚機能療法学専攻Visual Scienceコース半田 知也教授ゼミ(以下「半田ゼミ」)の学生が中心となり、コミー株式会社(本社:埼玉県川口市 代表取締役社長:小宮山 哲)が発売している眼球運動ストレッチ器具「BinoStretch」の小児用新デザインを新たに開発しました。このプロジェクトは半田ゼミとコミー株式会社の産学連携事業として、学習・新商品開発・社会貢献事業を融合させた取り組みの中で実現いたしました。
学生とコミー(株)の開発風景01
■斜視の予防や両眼視機能獲得のサポートになる輻湊運動を楽しみながらできる設計に
輻湊訓練は間欠性外斜視*1の視能訓練として主に用いられ、外斜視の予防や小児期における両眼視機能獲得のサポートになる可能性がありますが、小児の治療においては、成人と比較し輻湊運動の継続性に課題がありました。今回、小児の治療における課題解決を目的として、視覚リハビリを小児が楽しみながら、継続して行えるよう小児用のデザイン「ドッグランをモチーフとしたデザイン」と「オリジナルキャラクター(あひるの子と仲間たち)デザイン」の2種類の器具をペーパークラフトスタイルで作成しました。