「nanoseed α」を用いた試験においてスギ花粉アレルゲンの不活性化を確認
株式会社ナノシード(本社:長野県佐久市、代表取締役:細萱 武彦、「以下、ナノシード」)は、当社が製造・販売する「nanoseed α(ナノシードアルファ)」*1を用いたスギ花粉アレルゲン不活性化試験において、スギ花粉アレルゲンを減少させる効果を確認した試験結果について発表いたします。(調査期間:2023年7月13日~2024年2月2日)。
*1 「nanoseed α(ナノシードアルファ)」:
https://nanoseed.jp/products/nanoseed-a/
■試験背景
日本では、スギ花粉症の患者数は年々増加し、スギ花粉症の有病率は20%を超えると報告されています*2。すでに日本人の多くがスギ花粉症で悩まされる中で有病率のさらなる上昇についても指摘されています。この日本の国民病とも言われる花粉症の対策として、ナノシードが製造・販売する製品を活用していくために、スギ花粉アレルゲンの不活性化試験を実施しました。
■試験内容
本試験は1m3のガラスケース内で行われました。スギ花粉を用意し、「nanoseed α」が稼働している状態とそうでない状態を比較しました。この試験で使用された花粉はスギ花粉であり、測定したアレルゲンは日本スギ花粉の主要アレルゲンの1つであるCry j 1*3になります。