「nanoseed α」を用いた試験においてスギ花粉アレルゲンの不活性化を確認
花粉のアレルゲン量の測定は環境アレルゲンinfo and care株式会社*4によって行われました。
その結果、装置の稼働ありなしで1時間後のアレルゲン量には約80%の差が見られました。これは、「nanoseed α」から放出されるOHラジカルが水素を抜き取り、花粉のタンパク質を変性させ、不活化することが原因と考えられます。
*2 出典:厚生労働省 はじめに ~花粉症の疫学と治療そしてセルフケア~|厚生労働省(
https://www.mhlw.go.jp/)
*3 Cry j 1:スギ花粉症の原因物質として知られている日本スギ(Cryptomeria japonica)花粉の主要アレルゲンです。
*4 環境アレルゲンinfo and care株式会社:
http://www.eaic.jp/outline.html
試験結果
■ナノシードの装置原理
ナノシードの基本技術は、宇宙衛星のはやぶさに使用されているイオンエンジンの技術を応用しております。コンパクトなエンジンで微細な水分子を作り出し、空間にすばやく拡散させるもので、さらに消費電力もごくわずかなエンジンです。上下に存在する2つのエンジンにて効果を高めています。