「復活草」「茉莉花」「時計草」に夜間に高まる肌の回復を促す効果を発見
メラトニン合成酵素の変化/メラトニン受容体の変化
4. 「茉莉花」と「時計草」が夜にメラトニン関連遺伝子を増やすことを発見
研究成果3と同様の時間の指標を用いて、肌の老化に対する「茉莉花」と「時計草」の効果を調べました。老化誘導した真皮繊維芽細胞に「茉莉花」 の抽出物を添加するとメラトニン合成酵素および受容体が夜に増加すること、「時計草」の抽出物を添加するとメラトニン合成酵素が夜に増加することを見出しました。
メラトニン合成酵素の変化(茉莉花)/メラトニン受容体の変化(茉莉花)/メラトニン合成酵素の変化(時計草)
茉莉花(マツリカ)
学名:Jasminum sambac
科名:モクセイ科
属名:ソケイ属
夜になると白い花を咲かせるジャスミンの一種。
香りの良さから香料やお茶としても用いられる。
時計草(クダモノトケイソウ)
学名:Passiflora edulis
科名:トケイソウ科
属名:トケイソウ属
花が時計のように見える「時計草」の一種。
果皮にはGABAが多く含まれる。
茉莉花(マツリカ)/時計草(クダモノトケイソウ)
【今後の展開】
「復活草」は、夜間に高まる肌の生まれ変わりを促し、「茉莉花」