加熱式たばことは?メリット・デメリットやユーザーを取り巻く状況をアンケート調査の結果をもとに解説
たばこ葉を用いる点は紙巻きたばこと同じですが、火を使わない点が大きな違いです。充電式の専用デバイスにたばこスティックやカプセルを取り付けたあと、電源を入れると加熱が始まりますが、細かい仕組みはデバイスによって異なります。
たばこ葉を燃やさない性質上、加熱式たばこは煙や副流煙が発生することも、灰が出ることもありません。
◇加熱式たばこと電子たばことの違い
加熱式たばことよく混同されやすいものとして「電子たばこ」がありますが、この2つはまったくの別物です。
電子たばことは、たばこ葉を一切使用せず、香料・グリセリン・プロピレングリコールなどが入った「リキッド」という液体を加熱し、その工程で発生した蒸気を吸うたばこのことです。日本国内でニコチン入りのリキッドは販売が禁止されており、電子たばこは法律上のたばこ製品としては扱われていません。
■加熱式たばこユーザーの喫煙歴
クリーンエア・スカンジナビアは、加熱式たばこユーザーを対象に独自のアンケート調査を実施しました。その調査で加熱式たばこユーザーの喫煙歴について調べたところ、以下のような回答を得ています。
加熱式たばこを吸い始めてからの期間
日本で販売されているおもな加熱式たばこは、「IQOS」