遺伝子×食事のデータ連携およびその有用性についての検証を実施完了~より個人に合わせた食事メニューの提案などを目指して~
このため、あとからでも遺伝子のデータを食事データと連携させることができ、遺伝子情報と過去からの食事の状況を組み合わせた分析を行うことが可能です。
カロミルをはじめとする食事管理アプリの利用者は増加し続けていますが、これに伴って食事データも今後急激に蓄積していくと考えられます。食事データと遺伝子データの大規模な連携によって予測精度の向上が期待でき、将来的には、遺伝的タイプごとでの最適な食事提案や、特定疾患のリスクが高まる継続的な食事状況の判定を、食事管理アプリに実装することも可能になると考えられます。
また新薬や食品の開発試験においても、各個人の背景にある遺伝子×食事データを考慮したモニタリングは今後さらに重要になっていくと考えられます。この様なユーザープラットフォームの構築も視野に、遺伝子×食事データの可能性について検証を続けていきます。
※1 BMI:体重(Kg) / (身長m)の2乗で算出される肥満度を表す指数。標準値は22であり、この数値が統計的に最も病気になりにくい体重とされている。
■『ジーンクエスト ALL』について
ジーンクエストが提供する、個人の健康リスク・体質の遺伝的傾向・祖先のルーツについて350項目以上の遺伝子型を解析するサービスです。