“ひとりで抱え込まないで”不安や悩みの無料相談窓口を開設 「働く人の電話相談室・SNS相談室」を9月10日(火)に実施
働く人の心の問題解決を支援する「産業カウンセラー」の資格を有する専門家を育成している一般社団法人 日本産業カウンセラー協会(会長:田中 節子)では、WHO(世界保健機関)の定める世界自殺予防デーにあわせて「ひとりで抱え込まないで」をテーマに、9月10日(火)、全国の各支部・事業所に相談室を開設し、無料の相談対応を実施します。
協会では2007年より毎年、日本労働組合総連合会(連合)の協力のもと、今年で18回目を迎える「働く人の電話相談室」を開設いたします。
また、スマートフォンの普及に合わせて、2022年からLINEを活用した「働く人のSNS相談室」も同時に開設しています。今年も引き続き多くの働く方々や、そのご家族らの相談に、電話とSNSの両面から対応をいたします。昨年の相談では、仕事と心への影響などについて、合計で延べ259件の相談が寄せられました。
労働者を取り巻く環境はますます複雑化し、予測困難な状況が一段と増しています。コロナウイルス感染者の再増加や物価高騰といった要因も重なり、労働者のストレスは高まっています。見えにくい将来像や労働環境など、変化に心がついていかない、相談相手がいないといった悩みを抱える方々に、“心を聴くプロ”である産業カウンセラーが相談に応じ、心の声を傾聴、問題の解決への一助となることを目指しています。