<イベント開催レポート公開>太りにくく、やせやすい体質に導く 新アプローチ『ケトン体摂取』とは~やせるではない、求められるニーズ「自分らしい体型キープ」~
坪田 一男氏
「様々な臓器で使われるエネルギー“ケトン体”」
2000年ごろより、カロリーを制限すると人間の寿命が長くなると言う「カロリー制限(CR)」のメカニズムが分子レベルで解明されてきた。さらにケトン体はエネルギーになるだけでなく、遺伝子の発現を変える(エピジェネティック)こともわかってきたことで注目された。ケトン体は、肝臓で作られた後に様々な臓器で使われており、肥満にも効果があることがわかっている。ミトコンドリアの機能の活性化や炎症の抑制効果がある。細胞、遺伝子との関係など様々な関与が確認されている。
どうすればケトン体を使いこなせるのか
「どうすればケトン体を使いこなせるのか」
どうすればケトン体を使いこなせるのか?一つ目は「カロリー制限」。カロリーを制限することで肝臓がケトン体を産生してくれるが、食事の制限は継続するのが難しい。二つ目は「ケトンを直接摂取する」。運動やカロリー制限をしなくてもケトンの恩恵にあずかることができる。食品としてケトン体を摂取することで、ケトンが体に吸収され、ミトコンドリアが活性化し、「太りにくく痩せやすい」体に導くことができる。
※「糖質制限」