【今冬、7割近くの医療機関・福祉施設・介護事業所では感染症のまん延はなかった!?】一方で、職場の感染症対策には課題を感じている意見が多数という結果に!
と質問したところ、多くの職場ではそれぞれの項目について『ある程度実施されている』『徹底して実施されている』と答えられていたものの、『あまり実施されていない』『全く実施されていない』というマイナスの回答で差が生まれていました。(※ グラフはマイナスの回答が多い順に並べてあります)
この回答では『マスク着用(6.6%)』がもっとも少なく、多くの職場では現在も継続してマスクの着用を実施されている状況がうかがえます。一方で、『職員の体温など健康状態の情報共有(18.8%)』『職員への感染症対策に関する研修の実施(18.3%)』が比較的高い割合を占めており、これらの項目は職場によっては十分に行われていないことも明らかになりました。
■体温や健康を共有できる健康管理アプリに関する調査
次に、比較的多くの職場で十分に行われていなかった「職員の体温など健康状態の情報共有」に関して健康管理アプリの効果や課題について質問を行いました。

表6・7
約4割の方が『感染症対策に効果的である(36.9%)』と回答され、『自分自身の体調の変化について今まで以上に意識していける(36.6%)』『リーダー層が職員全員の体調を把握するのが容易になる(33.1%)