弘前大学と雪印メグミルクの共同研究講座「ミルク栄養学研究講座」健康ビッグデータ解析より乳製品を多く摂取する人は収縮期血圧が低いことが示されました
国立大学法人弘前大学(学長:福田眞作、以下「弘前大学」)と、雪印メグミルク株式会社(代表取締役社長:佐藤雅俊、本社:東京都新宿区、以下「雪印メグミルク」)の共同研究講座『ミルク栄養学研究講座(英語表記:Department of Precision Nutrition for Dairy Foods)』で、今回、青森県弘前市岩木地区住民の牛乳を含む乳製品の摂取量と血圧に関して研究した結果、牛乳・乳製品を多く摂取する人は収縮期血圧が低いことが示されました。
本研究成果は、高血圧研究に関する国際学術雑誌である「Hypertension Research」に掲載されました(2025年1月22日付)。
本研究は、岩木健康増進プロジェクトの健康ビッグデータを有する、弘前大学COI-NEXT拠点の参画機関として実施しました。
弘前大学と雪印メグミルクは、『ミルク栄養学研究講座』で、今後も健康ビッグデータ解析により、乳製品摂取と健康状態の関係を明らかにし、雪印メグミルクが強みとする骨や乳酸菌などの深耕に加え、ミルクの新たな健康価値を研究してまいります。
※収縮期血圧:心臓が収縮した時の血圧(数字の大きい方の血圧・上の血圧・最高血圧)