人気の名前1位は「蓮」!男の子の名づけに人気の「二音ネーム」特集
近年の名前ランキングには、男女ともに「二音ネーム」が多い傾向があります。二音の名前は凛とした印象になり、呼びやすく、覚えやすいのが特長。そんな二音ネームに注目し、今回は赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2018年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子の人気二音ネームをピックアップしてご紹介します。
蓮(れん)
2017年2位から、2018年はついに人気の名前1位に! 「れん」という響きが涼しげで、洗練されたイメージです。蓮は泥水の中から育ち、夏に大きく美しい花を咲かせる植物。そのことから、周囲に染まらない清らかさを感じさせます。
陸・陸翔(りく)
2018年ランキング9位の「陸(りく)」は、2017年の32位から大幅にランクアップ! 「りく」は、男の子の名前よみランキングでも5位と人気。真面目で地に足の着いた印象になると同時に、広大な陸地から心の広さをイメージさせる名前です。
蒼・碧(あお)
「蒼」は2017年26位から2018年15位に、「碧」は2017年74位から2018年47位と、どちらも近年人気になりつつある名前です。「あおい」と読む場合もあります。「蒼」は植物が青々と生い茂る様子を、「碧」は自然が生み出す青緑色を表す漢字。どちらも広く美しい自然をイメージさせる名前です。
律(りつ)
2018年ランキング21位に加わった、新たな人気ネーム。「定め」や「手本」を意味する「律」は、「規律」「法律」といった固い言葉に使われるほか、「旋律」や「調律」など音楽の分野でもよく使われる漢字。意志の強さや自立心の強さをイメージさせるほか、芸術性や創造性を願って名づけるパパやママも多いよう。
また、2018年9月に最終回を迎えた、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の主人公の名前も同じ「律」。人気が影響しているかもしれませんね。
朔(さく)
近年50位以内に入ることが多い「朔」は、39位にランクイン。陰暦における月の第1日目を表す漢字で、見た目や読み方はどこか古風な印象でありながら、「はじまり」「新しい」といった意味を持ちます。「朔」は1990年から名前に使える漢字として登録されました。
岳(がく)
「岳」は、2018年43位でした。高い岩山を意味することから、「スケールが大きくてたくましい男性になってほしい」