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これならラクに!あんしん&カンタン離乳食お弁当の作り方

ベビーカレンダー
これならラクに!あんしん&カンタン離乳食お弁当の作り方


 

赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士・離乳食インストラクターの中田さんからメッセージです。
 

こんにちは、離乳食インストラクターの中田馨です。暖かくなり、お出かけしやすい季節になりました。9カ月~11カ月ごろ(離乳食後期)、1歳~1歳6カ月ごろ(離乳食完了期)になると、お出かけの時間も長くなり、外出先で食事をすることが必要になってくることもあり、離乳食のお弁当を持っていく機会も増えます。また、保育園によっては毎日のお昼ごはんがお弁当という園もあります。

 

今回は、小さく刻んだりつぶしたりする手間が少しでもラクになる、赤ちゃんのお弁当作りの方法を話します。
 

いつから外出時にお弁当が必要?


5~6カ月ごろ(離乳食初期)、7~8カ月ごろ(離乳食中期)は、まだ離乳食は1日1回~2回。
この時期は、出かける前や帰宅後に食べるなど、昼は授乳だけにしてお弁当は持っていかないという選択をしてもいいかなと思います。

 

外出するとき、本格的にお弁当が必要になってくるのは、1日3回食になる9~11カ月ごろ(離乳食後期)以降です。

 

外出するときにお弁当を持っていくメリットは「いつもと同じママの味が食べられる」ということ。例えば、市販のベビーフードを普段から食べ慣れていない場合、食べてくれない赤ちゃんもいます。

 

お弁当を持っていくときの注意点


外出時や保育園にお弁当を持っていくときの注意点です。

 

・お弁当箱は汁もれしないものを選ぶ
・お弁当箱は月齢に合わせた容量のものを選ぶ
・朝作ったメニューをお弁当に入れる
・持ち歩きする間は保冷する
・早めに食べる(夜まで置かない)

 

保育園に持っていく場合は、保育士さんが冷蔵庫に入れてくれるので、保育園に行ってからの衛生面は園にお任せしましょう。

外出するときは、特に衛生面に気をつけなければいけません。食中毒が気になる場合は、市販のベビーフードが一番安心できますので、ぜひ活用してみましょう。
 

離乳食のお弁当をラクに作るコツ


では、ママがラクに離乳食のお弁当を作るためのコツをお伝えします。

 

缶詰めを利用する



コーン缶、グリーンピース缶、ツナ缶(水煮)は、缶をパカッと開ければ、短時間の調理で離乳食ができるのでお弁当作りに重宝します。

 

蒸し(茹で)野菜を入れる



「蒸しただけ」「茹でただけ」の野菜を取り入れます。例えば、かぼちゃを1cm角に切って蒸します。蒸したあとにすりごまや青のり、かつお節など(月齢に合った食材)をかけると見た目や風味が良くなります。

 

赤・白・黄・緑・黒の色を取り入れる



お弁当のおかずを考えるときに、赤・白・黄・緑・黒の5色が入っているか考えてみましょう。もし入っていないときは、ない色の食材を取り入れると彩や栄養がアップします。

 

離乳食用のハサミを持っていく



離乳食を作るときに大変なことの一つが「小さく刻む」ことです。
もし、大人メニューの味つけ前から取り分けた場合、本来なら離乳食用に刻む必要があります。でも離乳食用のハサミを持っていけば、そのままお弁当箱に入れて食べる前にカットすればOKです。

 

 

離乳食のお弁当は、大人のお弁当よりも衛生面に気をつけて作ることが重要なポイントです。外で食べる離乳食はお家で食べるのと環境が違うので、楽しさやおいしさもアップしますよ。

 

著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。
「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。

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