離乳食の小さじって? ママの疑問に管理栄養士がアドバイス
「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【管理栄養士に相談】。その中から特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は離乳食を食べさせるときのスプーンに関する質問です。
Q.離乳食のスプーンはどのようなものがいい?
生後5カ月になる赤ちゃんを育てています。明日から離乳食を開始しようと思っていますが、離乳食は小さじのスプーンで与えるとあります。小さじと言うのは計量スプーンの小さじと考えたらいいですか? メーカーなどで大きさが違ったりするので、どのようなものがいいか迷ってしまいます。
久野多恵管理栄養士からの回答
離乳食を赤ちゃんに与えるときのスプーンは、ボール部が浅くて幅が狭いもので柄が長いフィーディングスプーンのようなものが食べさせやすいです。素材はいろいろありますので、お子様に合ったものを選んでいただいて大丈夫です。
小さじの計量スプーンはボール部が深く、赤ちゃんの口には大きすぎるので離乳食を与えるのにはあまり適しません。育児書などに与える量が小さじで示されている場合は、フィーディングスプーン数さじ食べさせて、小さじ1としてくださいね。ただ、このころの離乳食は、与える量はあまり気にしなくて大丈夫ですので、無理強いせず、お子様のペースで進めてあげてくださいね。
※参考:ベビーカレンダー「管理栄養士に相談」コーナーより
離乳食を始める前に準備しておきたい物って何?
離乳食に使う調理器具
離乳食ならではの調理器具といえば、「裏ごし器」ではないでしょうか。そのほかは大人と一緒で、包丁、まな板、鍋、すり鉢、おろし金などを使います。調理器具は、大人以上に清潔にします。
包丁とまな板など、赤ちゃん用に用意するとより安心です。「洗う」⇒「消毒する」⇒「乾燥させる」この3つが大切ですね。
代用できるものはある?
たとえば裏ごし器ですが、離乳食で使うのはたった2カ月ほどです。離乳食のあとのことを考えて、お菓子作りに使う裏ごし器を使うママもいますよ。
器、スプーンの選び方
器は底の深いものを選びましょう。ママも離乳食をすくいやすいですし、赤ちゃんがスプーンを使えるようになったときもすくいやすいです。