「もしかして私…ただの中年女性だった?」脱力系ゆる育児日記第277話
ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。
前回、276話でお年寄りの知人がめっちゃ増えたというお話を描かせていただきましたが、実は、そう思っていたのは私だけだったんです……。
ある日、長女N子を連れずに外出したときの話です。
いつも話しかけてくれるおばあちゃんがいたので「こんにちは〜」と挨拶をしたらスルーされたんです。
普通に気づいてなかったのかなと気にもせず進んでいくと、2番目のおばあちゃんが現れたので、また挨拶をすると、なんと、2番目のおばあちゃんも超スルーだったんです。もしかしてと思い、その次に出会った3番目のおばあちゃんに控えめに笑顔を送ってみると、そのおばあちゃん、こいつ誰やねん的な不思議そうな顔でじ〜っとこっちを見ていました。
お恥ずかしい話、私は勝手にお年寄りの知り合いが増えたと勘違いしていたのですが、おばあちゃんたち的には私は「赤ちゃんを連れてスーパーに行く人」だったようで、赤ちゃんを連れていない私はただの中年女性、完全他人だったのでした。
残念〜。
イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています!
著者:イラストレーター やましたともこ
高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
「泣きのアピール」あきばさやかの「笑うしかない育児」Vol.40 | HugMug