後追いが激しい赤ちゃん。ずっと抱っこしていたほうがいいの?【ラクに楽しく♪特集】
ただ、ママの後を追いかけてきますので、待たせるときは部屋の環境を安全にしてあげましょう。
声かけをして安心させて
赤ちゃんのそばを離れるときは、急にいなくなるのではなく「トイレに行ってくるね。すぐに戻るから、少し待っていてね」と声かけをします。赤ちゃんが泣くから、遊びに集中しているときにそーっと出ていこう。と思うかもしれませんが、逆に気づいたらママがおらず、一人になっているほうが不安になります。
戻ったら「待っていてくれてありがとう」と言います。ママは必ず戻ってくるということを何度も何度も経験させます。それを積み重ねることによって、赤ちゃんは徐々に「トイレに行ってもすぐに戻ってくる」と分かるようになります。
後追い時期の家事は頑張りすぎない
後追いをする時期は、家事などがスムーズに進みません。食事作りも赤ちゃんが寝ている時間に慌ててやって、ママの休憩時間がなくなってしまうこともあります。家事を溜めても、掃除が完璧でなくても大丈夫。イライラしたら大きく深呼吸して、好きなチョコレートなどを一口食べてリラックスしましょう。
後追いは、大好きなママをとにかく追いかけたいという行動。そんな今しかない赤ちゃんの姿を「かわいいな」と思えると、心にも余裕が生まれますよ。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。
現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。
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